資産公開

FIRE前の資産の推移

社会人10年目頃までは、金融資産の状況を定期的に記録する習慣がなかったので、断片的な記録しか残されていない。
たまたまPCの中から見つかった、資産の状況をメモしたファイルをかき集めて、FIに至るまでの道程を振り返ってみた。

社会人1年目

マイナス30万円からのスタート

学生時代に貯めたバイト代は使い切っていたので、最後の卒業旅行は借金した結果、社会人はマイナスからのスタートだった。

初任給は確か10万円にも満たない額で、初賞与も20万円もなかったし、この頃は何時間残業しても、残業手当は10~20時間しか支給されなかった。そんなことが当たり前に行われていた暗黒時代。

一人暮らしの準備にもお金がかかり、しばらく貯金がほとんどなかった。1年目は休みも取れなかったので、趣味の海外旅行にも行けず、夏ぐらいから徐々に貯金がたまり始めて、秋ごろには軍資金数十万円で株式投資デビュー。

社会人4年目

800万円到達!

資産の内訳は不明。株式投資は1年目から取り組んでいたので半分は株式と思われる。

ここまで年200万円ペースで貯蓄(運用含む)していた計算になる。

このころにはまともな給与水準になっていたので、貯蓄ペースはもっと早いはずで、おそらく含み損を何百万を抱えていた時期のはず。株式投資をやめようと思った時期でもある。

このときのつらさを経験したことで、その後のライブドアショックやリーマンショック、コロナショックで資産が激減しても、なんとも思わないようなメンタルに鍛えられたので、良い経験にはなった。

社会人5年目

1600万円到達!

社会人5年目頃に1000万円の大台に乗ったようだ。

1000万円を超えたときは、達成感と安ど感が入り混じった不思議な気持ちになったことだけは覚えている。

その後は、目に見えて資産の増え方が加速していった。

社会人7年目

3500万円達成!アッパーマス層の仲間入り。

内訳のメモによると、

  • 円預金   1812万円
  • 株式    1603万円
  • 豪ドルMMF  45万円
  • ランド建債券 40万円

約2年で2000万円くらい増えている。
異常な増え方なので記録ミスかもしれないけど、「複利効果の発現」「昇給」「好調な株式マーケット」が重なれば、不可能ではない。

ちなみに円預金は、財形住宅が主力。(会社からの利子補給あり)
株式は、国内高配当株と優待株。

社会人10年目

4360万円到達。準富裕層が見えてきた!

内訳のメモによると、

  • 国内株式REIT   1414万円
  • 米国株式      154万円
  • 投信        111万円
  • 国内債券・定期預金 1450万円
  • 外債         30万円
  • 外貨MMF       11万円
  • FX          70万円
  • 米ドル        40万円
  • 仕組み預金      50万円
  • 残りは円預金    1030万円

この頃はリーマンショックの影響がまだ残っていて、株式の残高が増えていない。とはいえ、円高を利用して外貨建資産への投資を増やしていた様子がうかがえる。(個々のアセットの中身は不明)

この時点でもFIREしようという考えはなく、貯蓄額の目標があったわけでもない。
ただ、漠然と定年まで勤めるつもりでいた。

社会人11年目~15年目

11年目ごろに5000万円を突破。この後はアベノミクスにも乗って、1000万円/年ペースで資産が増加。
15年目には、あれよあれよという間に億り人になっていた。

11年目の準富裕層を経て、15年目に富裕層に!

自分が新入社員の頃、新人歓迎会で先輩社員が株で1億運用している話をしていて、すげーなーって思ったことが懐かしい

資産が1000万円をこえたときには感慨深い感情が込み上げてきたけど、意外にもこのときは何にも感じなかった。

が、初めて”早期退職”が頭をよぎった。

とはいっても、一生働かずに生活できる確信もなかったので、サラリーマン生活は続行したものの、逃げ切り計算機で将来の資産のシミュレーションをしたり、FIREを目指す人のブログを読み始めたりしたのもこの頃だった。

そして、数年後FIREを決断するに至る。

Have a happy FIRE life!

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